こちら1890-1910年代 フランス製 インディゴリネンスモックになります。

19世紀から20世紀初頭までのフランスで流通しており、フレンチアンティークの中でもマスターピースとも呼べるアイテム、Biaude(ビオード)。

非常に細い番手のリネンが高密度に織られたこちらの生地は、ワックス加工により動物の毛が付き辛く、またインディゴは防虫効果があるため、馬商や酪農、羊飼いの方々など動物に携わる仕事の中で使用されていたアイテムになります。

こちらの個体は、襟のディティール、ギャザー、使用されているボタンから、1890-1910年代あたりの大変古い1着であることが推測されます。

Biaudeは個人的な大好きなアイテムのため、今回の買い付けでは特に力を入れて買付致しました。

こちらはその中でも非常に珍しい、スタンドカラータイプの1着になります。

おおよそ襟付きのものかノーカラーの二種類ばかりですが、こちらはコーデュロイのように畝の入った特殊な襟型であるのも、目を惹くディティールとなっております。

加えて使用されている生地が素晴らしく、未だハリの残る細い番手の繊細なインディゴリネンを使用しており、エイジングも理想的なものと言えましょう。

見る角度によって色が変わる玉虫生地のようで、黒さも蒼さも感じるといった、まさにフランスのエスプリが詰まったインディゴリネン。

今回買い付けてきたインディゴリネンの中でも、気に入っている個体の一つになります。



・condition
画像をご確認下さい。


・model, instagram @from_antique
ゆーみん
身長175cm体重66kg普通体型
サスケ
身長172cm体重55kg細身体型



・size, measurement
肩幅65身幅92着丈100袖丈59



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