こちらは1950年代 フランス軍 TTA47 フィールドジャケットになります。

TTAとは"Traité toutes armes"＝一般兵科の略称で、主に一般部隊向けのカーキ単色生地で作られるような1着になります。

胸に2つのポケットのデザインはTTA47ジャケットの中でも、熱帯地向けの軽量型であると推測できます。

ただ、こちらのカモ柄は空挺部隊用のTAP47に見られるものを使用しているのですが、空挺部隊用のパラシュートジャケットは降りた後の行動や生活には不便だったようで、結局空挺部隊でも軽便なTTA47の需要が高まり、空挺部隊用のリザード迷彩生地を使ったTTA47が第一次インドシナ戦争末期の1954年ごろに誕生しました。

そんなこちらのジャケット、非常に特徴的なシルエットが見てとれます。

短い丈に袖口が広がったデザインは、主に熱帯地で使用されていたことがよく分かります。

またフロント下部には別生地のリザードカモでリペアされており、目を惹くポイントにもなっています。

ファッション的に見ても、非常に綺麗なシルエットは現代のブランドのアイテムなどと合わせて着用するのもオススメです。



・condition
画像をご確認下さい。


・model, instagram @from_antique
身長175cm体重60kg普通体型


・size, measurement
肩幅51身幅55着丈68袖丈57



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